女性に多く、原因としては排尿を我慢しすぎ、冷えや疲れがきっかけとなることが多いようです。
症状としては、排尿痛(特に排尿の終わりの痛み、違和感)、頻尿、尿の濁りとそのほかに残尿感、血尿などがあります。
治療は、抗生物質の内服と水分を多めに取ることで、症状は数日で改善します。しかし、炎症反応が消えても頻尿などの膀胱刺激症状が残ることがあるので、そのときには炎症以外の問題がないか調べる必要がありますので、しばらく通院が必要です。
普段から水分を多くとるようにすれば、膀胱炎になりやすい人でもある程度の予防はできます。注意すべきことは、抗生物質の治療をしても症状・炎症がおさまらない、尿潜血反応・血尿がでるなどです。この場合、尿路結石、膀胱機能異常、尿路通過障害や尿路腫瘍などの基礎疾患が疑われます。超音波検査などを行う必要があるので、きちんと処置することが大切です。