精索静脈瘤

精巣の静脈に血液が逆流して、静脈が大きく広がり細長い瘤のようになる病気です。

陰嚢の表面に静脈の怒張がみられます。寝ているときには普通に見えて、立ち上がると次第に大きくなってはっきりわかることが多いようです。血液の逆流を防止する弁に異常があることにより起こることが多いと言われています。

症状については無症状が多いのですが、痛みや陰嚢部重圧感がでることもあります。また、陰嚢内の温度が上がるために精子に悪影響をおよぼし、不妊になることもあります。