神経因性膀胱

尿は膀胱と尿道がうまく働いて排泄されます。これらを働かせるためには、命令を伝える神経がしっかりしていないとうまく働きません。

脳血管障害や脊髄の神経が病気になったり、怪我をしたりして排尿がうまくできなくなった場合を神経因性膀胱(機能麻痺)といいます。この排尿障害は嚥下性肺炎、 床ずれとともに神経疾患の3大合併症といわれており、放置すると尿路感染や腎機能障害などを引き起こすことも多く、重大な症状のひとつです。