停留精巣

男性器疾患の中でも発生率の高いものです。

停留精巣とは、精巣がな何らかの理由によって下降経路の途中で停留して陰嚢底部に降りていない状態をいいます。その原因はまだはっきりとは分かっていませんが、複数の因子が関与しています。

停留精巣の自然下降が認められる場合もありますが、1歳を過ぎるとほとんど期待されないと考えられ手術療法となることが多いです。手術は、精巣を陰嚢内に下げて固定するもので、術後数日で退院できます。